1日目 |
1人の日本人が海外にて新型インフルエンザウイルスに感染しました。 |
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3日目 |
本人はウイルスに感染したことに気付かず帰国・・・東京近郊の自宅に帰宅 |
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4日目 |
感染者が東京 丸の内に所在する勤務先に電車で通勤・・・そして発症 |
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8日目 |
首都圏の感染者、およそ8600人・・・地方から新幹線や飛行機を利用して出張に訪れているビジネスマンに感染して被害拡大 |
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9日目 |
首都圏の感染者、およそ3万3000人・・・本土から離れた北海道・沖縄・四国等にも被害拡大 |
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14日目 |
全国の感染者、およそ35万8000人 |
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シミュレーションを観覧すると非常に恐ろしい予想ですが、これでも被害数字は少々控えめに発表していると思われます。14日でこれだけの被害をもたらすのですから、感染拡大期となる4週間目辺り〜まん延期となる6週間目辺り〜感染ピークの7週間目辺りには、どれほどの被害になっているのか想像をしたくない心境です。
シミュレーションのことを考えると、新型インフルエンザに対する正しい知識と、的確な対策は必要不可欠といえるでしょう。咳やクシャミによる飛沫感染の目安は2mとされ、対人との距離が近ければ近い程、感染の可能性は高くなります。
また、咳やクシャミによって飛沫したウイルスは床や壁をはじめ、いろいろな物質にも付着して残りますので、触った場所を介しての接触感染も十分に考えられます。不特定多数の人間が触れるであろう場所を触った後には、殺菌作用のあるハンドソープや殺菌リキッドを使用しての手洗いを徹底する必要がありますので、手洗いは日頃から習慣づけてください。
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デパートやショッピングセンターの中を歩いていると、風邪をひいている人がマスクを付けず、風邪をひいていない人がマスクを付けているという矛盾し |
た光景を目にすることや、子供が大きな口を開けて唾を飛ばしながら咳をしていても、マスクを着用させないどころか、口を手で覆わないことを何も注 |
意しない両親を多く見かけますが、如何なものでしょう。 |
このような一般常識的なマナーを考えることでも、予防に繋がりますが、パンデミック(感染症による世界的流行)の時期には、人の多く集まる場所には可能な限り避けなければなりません。
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